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高山の雲の中のキャンプ場の思い出について

アウトドア派の私がキャンプをしてきた中で最も標高の高かった場所は、山梨県にある八ヶ岳キャンプ場でした。このオートキャンプ場は高速を下りて、いろは坂の様な山道を1時間以上登った所にあります。

テントとタープを張り、夕食の準備に取り掛かろうとしていたところ、急に周りがガスって来ました。それが霧ではなく雲であることに気付くのにそう時間はかかりませんでした。悪天候での強行軍だったので、仕方なく夕食は中止にして早速テントのペグ(杭)を強めに固定して携帯スコップでテントの周りに排水用の溝を掘って雨に備えました。

予報通り夜半には強風と共に雨が降り出し、テントの周りの排水溝はたちまち雨水で溢れ、テントの底は一晩中ウオーターベット状態でした。嵐の夜が明けると昨晩の出来事が嘘のように青空が頭上に広がっていて、眼下には昨晩雨を降らせたと思われる雲が絨毯の様に敷き詰められていました。

昨晩夕食抜きだったので腹ペコだった私は、早速朝食の準備に取りかかりました。見事な雲海を眺めながら本来なら昨晩の献立だったはずの焼肉や鮎の塩焼き・イカ焼き付きのパエリアと言った豪華な朝食と共に美味しいコーヒーを淹れキャンプの醍醐味を味わい、楽しみました。